tys-tvdmac1d_v_1_0_1

tys-tvdmac1d_v_1_0_1.lzhをダウンロードして解凍すると、「tys-tvdmac1d_v_1_0_1.xls」ができます。 この「tys-tvdmac1d_v_1_0_1」の使用方法を説明します。 ダウンロードについては、水理水文ソフトウェアのHPを参照してください。

参考URL

http://www.disaster-software.net/cube/

http://www.geocities.jp/kyoto_u_rivereng/bussei_renew.pdf

参考図書

• エクセル河川数値解析　インデックス出版
• 山地河川における河床変動の数値計算法　山海堂

本マクロは、各条件シートに条件を入力するだけで、TVD-Maccormack法による1次元河床変動計算が行えます。

tys-tvdmac1d_v_1_0_1モデルの特徴は

1. Maccormack法による不定流解析で水面形と河床変動を計算する。
2. TVD法による人工粘性項で計算する。
3. 混合粒径で河床変動を計算できる。
4. 掃流砂式を選択できる。
5. 交換層を考慮できる。

他、水理水文ソフトウェアのHPで支川を考慮したモデル、斜面からの土砂の投入を考慮したモデルもあわせて公開しています。

• 計算条件
  • 初期の刻み時間
  • 終了時間
  • 出力時間間隔
  • 上流端水深条件
  • 上流端水深
  • 下流端流量条件
  • 下流端条件
  • 下流端水深
  • 固定床のマニングの粗度係数
  • 重力加速度
  • 土粒子の比重
  • 空隙率
  • 水の密度
  • 砂礫の内部摩擦角
  • 最大粒径
  • 掃流砂と浮遊砂の境界粒径
  • 粒径分割数
  • 流砂量式の選択

• 各粒径
• 粒径(m)：dd

　計算結果は、以下の１４のシートに書き出されます。　グラフについては、使用者各自に作成して下さい。

• 計算結果出力シート : 出力間隔毎の計算結果
• 計算河床変動量シート
• 計算河床高シート
• 計算水深シート
• 計算水位シート
• 計算流積シート
• 計算流量シート
• 計算流速シート
• 計算フルード数シート
• 計算平均粒径シート
• 計算流砂量シート
• 計算累積流砂量シート
• 計算粒径別累積流砂量シート : 出力間隔毎の計算結果
• 計算粒径区分割合シート : 出力間隔毎の計算結果

　TVD-Maccormack法による1次元河床変動計算のソースファイルについては、非公開です。 　 計算の流れとしては、水理水文ソフトウェアのHPを参照してください。

2012年8月現在、Maccormack法による不定流解析のWikiを作成中です。近日公開予定です。